2024/08/20 18:06

ペットがそのときを迎えると、
徐々に体に変化が出てしまいます。
いわゆる死後硬直をはじめ、
心の準備ができていないとショックを受けてしまうかもしれません。
しかし、様々な事情ですぐに専門的な処置を
してあげられない場合もあることと思います。


そんなとき、
ご遺体をできる限り変化させないために
ご家族でしてあげられることがあります。
犬や猫、うさぎ等のエキゾチックアニマルでも
同じような流れで問題ありません。

まず、体を冷やすこと。
もしご自宅に保冷剤があれば、タオルなどでくるみ、
お腹と背中など体全体が冷えるようにあてます。
保冷剤が小さい場合は、複数使用してください。
安置する場所は、エアコンなどでできる限り室温を低くします。
可能であれば、大きめの保冷剤やドライアイスを用意します。

冷やすものは交換用の準備も必要になるので、新たにご用意することをお勧めします。
時間はかかってしまいますが、インターネットでも販売しています。

すぐに使える!凍結保冷剤
ペット遺体の保冷用ドライアイス※外部サイト


そして、生前と同じようにブラシで毛並みを整えつつ、
除菌効果のある薬剤で清拭をします。
体液が流れ出ることもしばしばで、
その際は、鼻口尻穴に詰め綿をします。
感染症予防のためにゴム手袋をしてください。


muninoでは
このようなセルフエンゼルケアに必要なグッズをミニマルセットにしています。
セルフエンゼルケアの手順をまとめた冊子付です。


自宅で正しく遺体を整えられる、ペット用エンゼルケアのミニマルセット

ご家族の手で最後のケアをしながら
ペットとの思い出をふり返ることで心の整理に繋がり、
ペットロスを軽くする助けになることもあるでしょう。

亡くなってから足りないものを揃えようとすると
時間が足りないことも考えられます。
いつか訪れるそのときを思い、
予めご用意いただくのもお障りないことです。

muninoは、ペットがそのときを迎えてしまっても、
飼い主さんの心のこりを少しでも減らせるよう
そのお手伝いができればと思っています。